大逆転

文字通り、無一文から大逆転する話です。
人を物のように扱う金持ちの道楽ぶりが、かなり皮肉に描かれています。

見事な脚本、歯切れがよくテンポ抜群の演出です。
しかし何と言ってもエイクロイドとマーフィーのコンビが最高です。
巧みな演技が見事に開花している、コメディ映画の秀作と言えます。

後味の良さで言ったら、かなりランクの高い作品だと思います。

もちろんコメディ好きの人は必見ですが、そうでない人も、のんびり観れる古き良き映画です。

『あらすじ』
フィラルデフィア。

一方は、大会社の経営陣のひとりとして手腕を見せるエリートで金持ち青年ルイス・ウィンソープ。
もう一方は、サギまがいの事をやりながら生きている貧しい黒人青年ビリー・バレンタイン。
そんな彼らの知らない所で、ウィンソープの会社の会長である2人組が、ある賭けを企んでいた。

この2人の環境を入れ換えるとどうなるかという賭けである。

そして、何にも知らないウィンソープは2人の罠にはまり、無一文で街に放り出され、
また何にも知らないバレンタインは、いきなり大豪邸での夢の様な暮らしに逆転するが……。

1983年 アメリカ
出演:ダン・エイクロイド、エディ・マーフィ、デンホルム・エリオットほか

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インサイダー

アル・パチーノ、ラッセル・クロウ共演で迫力満点の社会派人間ドラマです。

実話を基に、ある大企業の隠蔽工作を告発する人間たちの葛藤を描いています。

何といっても報道局員役のパチーノと、告発者となるクロウの演技合戦が見ものですね。

巨大組織の内部告発をしたらどうなるか。
それが見事に描かれています。
普通の人間は、家族をもっているので、まず生活の心配が一番にくるんですね。

『あらすじ』
アメリカ3大ネットワークの一つ、CBSの硬派報道番組として人気の高い「60ミニッツ」。
プロデューサーのローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)は、世界の経済市場に君臨している巨大タバコ産業を番組で取り上げるために、全米第3位の売り上げを誇るブラウン&ウィリアムソン社で、かつて研究開発部門の担当副社長であった。
ジェフリー・ワイガンド博士(ラッセル・クロウ)にアドバイザーを依頼する。
その時、バーグマンのジャーナリストとしての鋭い嗅覚は、彼の異常なまでの用心深さの裏に何かがあると感じていた。
ワイガンドは巨大タバコ産業の存在を左右する。
決定的な証拠を握っていたのだ。
マスコミとの接触を知った会社側は、彼と家族に圧力をかけ、その生活を脅かす。
ワイガンドは会社に対する怒りと、報道の人間としての信念を貫くバーグマンへの信頼感からインタビューに応じる決意をするが…

1999年 アメリカ
出演:アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファー・プラマーほか

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OL銭道

この作品は「ナニワ金融道」などで有名な青木雄二さん原作のドラマです。

貯金が好きなOLが、詐欺や悪徳商法に騙されてしまう元恋人の為に奔走するというコメディ作品です。

劇中に登場する詐欺や悪徳商法は、実際に身近であるような問題が取り上げられているので、そういうものの勉強にはいいのではないでしょうか?
悪徳不動産屋が大屋と結託して契約金をだまし取っていたり、悪徳商法でわけのわからない英語教材を買わされたりと、自分が意図しない所で巻き込まれてしまうような事例が色々出てきます。

闇金に手を出したわけでもなく、妙な所で買い物をしたわけでもない。ただ普通に暮らしていただけなのに詐欺に巻き込まれてしまうという、もしかすると明日にも自分の身に起きるかもしれないと、ちょっと怖い気持ちにもなるドラマですね。

『あらすじ』
中堅商社の経理に努めるOL・田丸あやめ(菊川玲)。
倹約がモットーで、目標は一千万円貯める事だった。

その貯金が一千万円まであと100万となったある日、同僚とランチに行った店で偶然元恋人である真一(沢村一樹)と再会する。
真一は、あやめの会社に中途入社してきたのだ。まだ真一の事が好きだったあやめは、それからというもの真一の事が気になって仕事どころでは無くなってしまう。

そんなある日、あやめは真一に呼び出される。何事かと思っているあやめに、真一は給料の前借を頼んできた。どうしたのか理由を尋ねると、60万円もする英語教材を買わされたのだと言う。
悪徳商法だと直感したあやめは、真一に教材を売り付けた男・山中林のもとへ乗り込むが…

2003年 テレビ朝日
出演:菊川玲、沢村一樹、佐藤藍子、北川弘美 ほか

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ナニワ金融道 死角はどこだ¥ -THE MOVIE-

これは言わずと知れた有名作「ナニワ金融道」の劇場版です。

TVでもやっていましたが、今回は劇場版の紹介です。
キャストが一新されていて、主人公も中居正広さんから杉浦太陽さんになっています。

この作品は娯楽色が強い内容ながら、金融知識の勉強には結構いい内容です。こういう作品を見ると、やっぱり闇金には手を出すもんじゃないなって思っちゃいますね。

『あらすじ』
勤めていた会社が突然倒産してしまった、主人公の灰原達之。

再就職先として考えたのが金融業であったが、過去に前の職場の社長の頼みで金融会社から借入した経験があったため、まともな金融会社には相手にもされず、全く再就職先が見つからなかった。そして最後の賭けとして面接に行ったのが「株式会社帝国金融」。
帝国金融に面接に行ってみると、ちょうど追い込み(借金の取り立て)の場面に遭遇してしまう。
成り行きから見学を兼ねて灰原は現場に同行するが、そこで見た光景は、お金を借りてしまった者の末路であった。

ショックを受けつつも、「これほど本音で仕事する業種は無い」とこの仕事を天職と決めてしまった灰原。そこから大阪一の金融屋を目指すようになる。

2004年 公開
出演:杉浦太陽、杉本哲太、豊原功補、鈴木紗理奈、生瀬勝久、津川雅彦 他

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監査法人

これは2008年にNHKで放送されていたドラマです。
企業に監査で入る、公認会計士を主人公とした内容の作品で、企業の汚職や架空取引など、企業の裏側を垣間見れるドラマとしては逸品だと思います。
これまであまり取り上げられる事の無かった「会計」という仕事を主題にしたドラマ。
バブル期に蔓延していた「多少の粉飾は見逃す」という体制が、バブル崩壊と共に見直され、それと共に会計士は一気に注目されるようになりました。
企業の闇の部分に切り込む監査法人。色々な意味で、勉強になるドラマだと思います。

『あらすじ』
2002年の日本。
バブル崩壊の後遺症に悩む日本経済は、未だ先行きが見えない不安定な状態が続いていた。

そんな中、公認会計士・若杉健司(塚本高史)が勤める「ジャパン監査法人」には二つの大きな意見対立があった。
不況に苦しむ企業を救うためには、多少の粉飾も見逃そうという「ぬるま湯監査」派。不良企業は切り捨て、いかなる不正も認めないという「厳格監査」派。

健司は、信頼できる先輩・小野寺直人(豊原功補)のもとで、「厳格監査」こそ正義と信じるが、切り捨てられていく企業や社員の痛みを感じるたびに、仕事に疑問を感じていく。
そんな時、健司は大手食品会社の粉飾を発見する。不正を明るみに出そうと奔走する健司であったが、やがてそれは、財界、金融界をも巻き込んだスキャンダルに発展し、健司たちも巨大なうねりに飲み込まれていく…

2008年 NHK
出演:塚本高史、松下奈緒、豊原功補、勝村政信、橋爪功 他

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法王の銀行家 ロベルト・カルヴィ暗殺事件

1982年に実際に起こった金融スキャンダルを題材にした作品です。
イタリアの銀行頭取殺人事件が起こり、その真相に迫るという内容の映画。

「真実は小説よりも奇なり」と言いますが、実際にこんな事件が起きたのかと思うと、現実は本当に小説などの作られたものよりもドラマチックなんだと思わされます。といっても、この作品も事件を題材にしただけであってノンフィクションというわけではないのですが(^-^;

金融の勉強になるかどうかはわかりませんが、銀行の裏側を垣間見れる作品としてオススメです。

『あらすじ』
アンブロジアーノ銀行頭取であるロベルト・カルヴィ(オメロ・アントヌッティ)。
彼のその手腕に教皇庁は目をつけ、それまで教皇庁のために活動していた金融業者・シンドナーナを切り捨て、カルヴィを後釜として据える。
その時からヴァチカン銀行「IOR」の庇護を受ける事になるカルヴィ。
自らが頭取を務めるアンブロジアーノ銀行の管理を、IORの政治的な取引で秘密裏に外国の関連会社へ譲渡させられてしまう。
その違法活動に気付いたイタリア中央銀行は、アンブロジアーノ銀行の監査を始める。中央銀行は息のかかった裁判官や検査官を使い、違法活動の証拠を掴もうとカルヴィを追い詰める。
カルヴィは自殺を試みたり、裁判官に偽証させるなど、様々な方法を使って銀行の崩壊を避けるよう工作。しかし、IORは自分達にも監査の手が及ぶのを恐れ、カルヴィとの関係を否定。カルヴィは孤立してしまう。
家族や自らの命の危険を感じたカルヴィは、国外への逃亡を果たす。
しかしその数日後、テムズ川にあるブラックフリアーズ橋の下で、カルヴィは首を吊った状態で発見される…

2002年公開 イタリア
監督:ジュゼッペ・フェッラーラ
出演:オメロ・アントヌッティ、パメラ・ヴィロレージ、ジャンカルロ・ジャンニーニ 他

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それでもボクはやってない

この作品はかなり話題になったので、御存知の方も多いと思います。
痴漢冤罪を題材にしたストーリーなのですが、そこから日本の刑事裁判に対して疑問を投げかけるという社会派な映画です。
自分には関係無いと思っていた裁判の世界が、実はこんなに身近にあるのだと実感させられる映画ですね。

『あらすじ』
フリーターである主人公・金子徹平(加瀬亮)は、朝の通勤ラッシュで混み合う電車に乗っていた。
これから就職面接に行く所だったのだ。
そんな大混雑する電車の車内、突然金子は女子中学生の古川俊子(柳生みゆ)に痴漢と間違われてしまう。
全く身に覚えの無い事であったので否認を続ける金子であったが、そのまま駅員に連れられ、事情聴取を受ける事になってしまう。
何度否認しても取り合ってもらえず、果ては無実であるにも関わらず罪を認めて示談で済ませてはと妥協案まで出されてしまう。しかし認めてしまっては意味が無いとその妥協案を拒み、あくまで濡れ衣を晴らそうとする。
そのまま金子は逮捕され起訴されてしまい、ついには裁判にまで事態は発展してしまう。
裁判でも、自分はやっていないと金子は無実を訴え続けるのだが…

2007年公開 日本
出演:加瀬亮、瀬戸朝香、役所広司、もたいまさこ 他

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12人の優しい日本人

現在はすでに開始されている、日本での「裁判員制度」。
これは1991年に、もし日本でアメリカのように陪審員制度が導入されたらという架空の設定で話題になった映画です。
三谷幸喜さん脚本の舞台の映画化になります。舞台では4度再演されるなど、かなり人気のある舞台です。
日本人ならではの視点で展開される陪審員の審議。裁判員制度が開始された今、改めて見てみるのはいかがでしょうか?

『あらすじ』
陪審員制度が導入された日本。
ある殺人事件の裁判が行われ、その審議のために12人の陪審員が集められた。
職業も年齢もバラバラで、無作為に選出された12人の男女。
陪審委員長である40歳の体育教師。28歳の会社員。49歳の喫茶店店主。61歳の元信用金庫職員。37歳の庶務係OL。34歳のセールスマン。33歳のタイル職人。29歳の主婦。51歳の歯科医。50歳のクリーニング店店主。30歳の売れない役者。30歳の大手スーパー課長補佐。
被告人が美人な女性である事から、陪審員の男性陣は無罪である事を主張。その意見で審議はそのまま終了するかに見えたのだが、28歳会社員の男が被告人を無罪とする根拠を皆に問い詰め始めた事から、審議は意外な展開へと進む。
有罪派と無罪派に分裂した陪審員達。次第に感情的な討論の末、今度は被告人有罪の主張が強くなっていく。
そんな中、30歳の売れない役者の男がそもそもの事件の発端から推理し始め…

1991年公開 日本
出演:塩見三省、相島一之、上田耕一、豊川悦司 他

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マネートレーダー 銀行崩壊

イギリスで実際にあった名門銀行破綻を題材にしたストーリーです。
たった一人のミスから、名門銀行が破綻してしまうというとんでもない事件で、こんな事が実際に起こったのかと思うと、「真実は小説より奇なり」っていう言葉は本当なんだなって思っちゃいますよね。

『あらすじ』
労働者階級に産まれ、苦労しながらもベアリングズ銀行への就職を果たしたニック・リーソン(ユアン・マクレガー)。
ベアリングズ銀行はイギリス王室との繋がりが強く、「女王陛下の銀行」と呼ばれる程の大手で、ニックはそこで事務員として働き始める。
その後ニックは債務処理問題を任されるのだが、そこで才能が開花。見事な手腕で債務を処理し、一気に出世コースの仲間入りを果たす。
ニックはシンガポール国際金融取引所(SIMEX)における先物取引部門責任者に抜擢され、ベアリングズ銀行の利益の一割を稼ぎ出すまでの活躍をみせる。
しかし、それは表面上だけであった。ニックは部下の出した損失を不正に処理していたのだ。架空取引口座で損失を埋める為の取引を行っており、その為に損失は明るみに出る事はなかった。
ある時、ニックが取引の中心として扱っていた日本市場が大暴落する。一日で5000万ポンドもの損失を出してしまったニックであったが、それもまた隠ぺい。なんとかして損失を取り戻そうとするが、相場は下げ止まらず損失は加速度的に増大してしまう。
そしてニックはシンガポールから逃亡。その時には、ベアリングス銀行の損失は自己資本金を大きく上回るまでに膨れ上がってしまっていた。

2000年 公開
出演:ユアン・マクレガー、アンナ・フリエル、イヴ・ベネトン、ベッツィ・ブラントリー 他

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俺たちの銀行強盗

この作品は純粋な娯楽作品ですね。
金融情報とかそういうのは一切抜きで、ただ4人の老人が銀行強盗をするという話ですw
ただ、この作品結構面白い。強盗に入る銀行がかなり悪質な運営を行っており、それを懲らしめる為に強盗するという勧善懲悪な話なので、見た後はかなりすっきりとした気持ちになれる作品です。

『あらすじ』
団地で亡くなった老人の葬儀が地区の集会所で行われていた。
老人には身寄りが無く、参列者は同じ年代の老人7人だけであった上に、ほとんどがその老人と初対面のただの近所の住人であった。
葬儀の後、その中の4人がなんとなく野村常次(谷啓)の家に集まり故人を偲んで飲もうという事になる。
その中の2人、元刑事の久保平助(植木等)と、元詐欺師兼泥棒の山本巖(いかりや長介)は、現役時代は追いつ追われつした敵同士であったが、今となってはは積年のわだかまりも消えていた。
4人で話をしているうち、それぞれが大金が必要だと話し出す。
山本は癌で余命3カ月のため、きれいな看護婦に囲まれて死にたいから2千万必要。野村は孫娘の肝臓移植のために数千万。そして元俳優の江口進吉(下元勉)は、21歳のフィリピン人ホステスと結婚する為に、そのホステスの借金を支払いたいという。
しかしそんな金は手に入らない、いっそ銀行に強盗にでも入るか皆で笑いながら話し、冗談で終わろうかという時、久保が「銀行強盗できる。しかも成功する」と言い出す。
そこから、老人4人による強盗団の計画が始まる。

1996年 テレビ朝日
出演:植木 等、いかりや長介、谷 啓、所ジョージ、渡辺いっけい 他

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